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Channel: 八重山毎日新聞社
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市役所改築では将来の防災への備えが第一義だが…

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 市役所改築では将来の防災への備えが第一義だが可能な限り広い敷地を求め当初計画にある教育委員会の同居はもとより小ホール・大研修室棟の併置で青少年センター、文化会館、中央公民館などの機能を持たせて各種団体、同好会(各種NPOも)の事務所、連絡先を集積、市民の交流拠点にできたらとの思いがある▼これは市が基本構想で新市役所を石垣市のシンボル、観光名所と位置づけ市民と観光客の交流がはかれる開かれた施設とうたっているので、ぜひとも加味したい点▼理念と建築だけが立派で後世に見かけ倒しなどと言われないためにも外部委員会にはそのあたりを特に吟味願いたい▼ホール・研修棟入り口には、市長、議長のみならず職業、老若男女、物故問わずの郷土人物館を開設し市民、観光客に紹介する▼研修室は役所と社会教育の連携で公民館、各団体、同好会が共用する。台風や長雨続き各の日には観光客と市民が郷土文化で交流する場。唄三線、踊り、民具玩具作り体験など多彩に▼ホールは講演会やコンサート、芸能発表会などにも使えるように響きのいい造りにしたい。野外舞台を付設すればエイサーや若者のダンスの稽古広場にも使える。ホール名は郷土が誇る宮良長包の名を冠にすればあらためて記念館なども造らなくてもすむ。(仲間清隆)


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