「醒めたはず その思い込みに 魔が潜む」をスローガンに、年末年始の交通安全県民運動(21日~1月4日)と年末年始総合警戒運動(20日~1月4日)の出発式が20日夕、八重山署で関係機関・団体の代表約100人が参加して行われた。
県民運動の重点は飲酒運転の根絶、子ども
や高齢者の交通事故防止など。
式では、石垣市交通安全推進協議会会長の中山義隆市長が「年の瀬を控え、交通量も増加し、飲酒絡みの事故も発生している。運動を通じ、市民に交通事故の悲惨さと交通マナーの順守を呼びかけていこう」とあいさつ。
同署の小禄重信署長は「地域住民が年末年始を安全安心して迎えられるよう、交通違反取り締まりや犯罪抑止へ各種施策を進めていきたい」と協力を呼びかけた。
式では、新空港マスコットの「ぱいーぐる」が「飲酒運転はしない」「思いやりある運転を」と決意表明を行った。
八重山署管内の飲酒運転検挙件数は19日現在77件発生、11月25日現在の53件から24件増加している。同じく逮捕者も10人上回り、37件と増えている。