最近は「へー、こんな物があるんだ」と感心してしまうアイデア商品や便利グッズを多々目にする▼先日、とある観光地で見かけた光景だが、台湾人観光客のカップルが何やら棒のようなものにスマートフォンを取り付けて自分たちを撮影している姿が不思議で思わずこっちもカメラを向けてしまった▼旅行に出かけ記念写真を撮るときには人に頼んでシャッターを押してもらったり、セルフタイマーを使ったりするが、自分を撮るには一生懸命に手を伸ばしてカメラを自身に向け、背景を確かめながらシャッターを押していた▼それを撮りやすいようにしたアイデア商品が「自撮り棒」と呼ばれるカメラホルダー付きのステッキ風の棒。先端に小型カメラやスマホを取り付け、自身に向けリモコンやセルフタイマーでシャッターを切るというもの。台湾や韓国、東南アジアで大はやりだそうだ▼若者に限らず最近、中高年の間でもブログやフェイスブックがブームで、自分撮りした写真を掲載する人が増えているようで、知り合いのブログでも多彩な写真が貼り付けられていて面白い▼ソーシャルメディアの製品だけでなく生活用品でも文房具や掃除、洗濯など家事が便利になるグッズの多さには目を見張るものがある。どこまでいくのだろうと興味は尽きない。(辻本順子)
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