【那覇】任期満了に伴う第12回県知事選は、16日の投開票まで1週間を切った。4人の立候補者は10日、県内各地で活発な遊説を行い、支持を訴えた。各陣営とも選挙戦終盤に向けて運動員を総動員して浮動票や無党派層への支持拡大を図っている。
下地幹郎氏(53)は10日午前、恒例のごみ拾いの後、自転車で浦添市を中心に遊説し、支持を訴えた。午後からは西原町や宜野湾市でスポット演説、懇談会などをこなした。
喜納昌吉氏(66)は午後から告示後、初めて八重山入りした。波照間島に渡り、集落内でスポット演説。夕方からは石垣市の730交差点で街頭演説を行い、支持を訴えた。
翁長雄志氏(64)は豊見城市、糸満市、八重瀬町を中心に個人演説会や企業訪問などで支持を訴えた。夕方からはJA糸満支部主催の総決起大会に臨み、支持者が気勢。
仲井真弘多氏(75)は企業訪問の後、来県した岸田文雄外務大臣と那覇市内でスポット演説。夕方からは音楽舞台関係団体、各支部の総決起大会などに参加して支持を訴え。
4人は選挙戦最後の日曜日となった9日には、集会やイベント会場、演説会などで支持者とのスキンシップを重ねるとともに、街宣活動で支持拡大を図った。