宮古島市で2日開催された13回クイチャーフェスティバルに初出場した八重山在宮古郷友会(松原英男会長)の松原会長らが6日、八重山毎日新聞社を訪れ、審査員特別賞のバッシライン(忘れられない)島ぬ賞に選ばれたことを報告した。
宮古出身者としてのアイデンティティーを共有しようと会員26人が参加。フェスタには29団体が出場し、郷友会はアンガマ行事のウシュマイ、ンミーを取り入れたクイチャーを披露した。
2年前にフェスタを視察し、実行委員会と参加を約束した宮田正子女性部長、砂川ノリ子副部長は「2年後に実現した。アンガマを初めて見る人も多く、感動的だったと言われた。古里を忘れていないとの思いが盛り上がりにつながった」と興奮気味。
松原会長は「郷友会の結束力と所属意識が高まったのではないか。今後は文化交流だけでなく、産業まつりで互いの物産を販売するなど経済交流もできないかと思う。宮古関係企業や個人の寄付でフェスタに参加することができた」と感謝。宮國恵慈顧問も「先島の発展に期待したい」と話した。