電気自動車の仕組みを学ぶ「エコカー市民フェスティバル」(学校法人誠和学院日本工科大学校、県自動車整備振興会八重山支部主催)が5日午前、石垣市役所第2駐車場で開催された。
地球環境に優しいエコカーを学ぶことで、環境共生社会について市民一丸となって考え、行動していく機会にするのが目的。 今年7月に開催を予定していたが、台風8号の接近で延期されていた。
会場では、日本に1台しかないハイブリッド車(HV車)や電気自動車(EV車)が展示され、同大学校の学生や職員、整備士が来場者に車の構造などを説明した。
同大学校の中農一也理事長は「エコカーについて知ることで地球環境や最先端技術に関心を持ってくれれば」と話した。
普段から電気自動車に乗っているという50代の女性は「自分が乗っている車の構造を知らないのは不安なので、いろいろ学ぶことができてよかった」と感想を述べた。
この日午後は、八重山商工高校で出前講座も行われた。