3日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた第27回マーチングインオキナワ2014(日本マーチングバンド協会沖縄支部、日本バトン協会沖縄支部主催)で、石垣第二中学校吹奏楽・マーチングバンド部(田盛雅仁部長、部員52人)と、八重山高校カラーガード部(長渡英恵部長、部員23人)が金賞に輝き、12月と2月に開かれる全国大会への出場を決めた。
4日午後、両部とも帰島し、南ぬ島石垣空港で大勢の保護者や学校関係者から祝福を受けた。石垣第二中の全国出場は3年連続14回目。八重高は5年連続5回目。
石垣第二中は「Camaraderie ~この地球(ほし)に音楽を~」、八重高は「Believe ~団結~」をテーマに堂々と演技を披露。両部ともそれぞれの部門を1位で通過するという快挙も成し遂げ、金賞の中でも上位校しか与えられない全国大会出場を決めた。
田盛部長(3年)は「1、2年の時は2位通過で1位を取りたい気持ちが強かったので達成できて本当にうれしい。全国では完ぺきなショーをしてグランプリを取ります」、大濵安功顧問は「伝統のプレッシャーにも負けず、感動を届けることができたと思う。全国では精神面を鍛え、動きや音楽をさらに高めていけたらと思う」と意気込みを語った。
長渡部長(同)は「先輩方や親、友達の支えが大きな力になった。県で1位を取ったように全国でもグランプリを取れるように頑張りたい」と抱負。父母会の知念みゆきさん(48)は「素晴らしい演技で感動した。全国まで練習は大変かもしれないが、八重高の名をとどろかせてほしい」とエールを送った。