2日午後、西原町で開かれた若田光一宇宙飛行士のミッション報告会(琉球大学、西原町、西原町商工会主催)がインターネットを通じて石垣市立図書館内のサテライトキャンパスにも配信され、市民約60人が参加した=写真。
真喜良小学校5年の増田龍紀君(11)は「宇宙人はいるの」と質問し、若田さんは「多数の銀河系が存在し、知的生命体もいると思うが、見付けることは難しい。そのうち会えるのではないか」と答えた。
若田さんは昨年11月から5月までの188日間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在。この日はその様子を映像を交えて紹介しながら、「宇宙では運動しないと骨がもろくなったり、筋肉が衰えたりするので定期的に運動している」などと述べた。
同ステーションに設置されている日本の宇宙実験棟「きぼう」で、キュウリを使った発芽実験を行ったことなどを説明した。
宮良小学校6年の西原夕稀さん(12)は「ステーションの中で楽しかったことは何か」と尋ね、若田さんは「仲間と一緒にリラックスして食事をすること」と答えた。