石垣市水道部(与那国明部長)は、少雨傾向のため、白水や於茂登の河川からの取水量が減少しているとして節水を呼びかけている。
水道部によると、7月末の時点で1日当たりの全取水量2万4000㌧のうち河川水から1万3200㌧を取水していたが、10月21日には46.2%に当たる6094㌧しか取水できない状態になった。
河川水から流入が減少しているため、真栄里ダムは23日午後7時現在、貯水量89万㌧、貯水率53・1%に低下している。
沖縄気象台や石垣島地方気象台によると、石垣島地方は8月上旬から降水量の少ない状態が続いている。八重山地方は10月25日から向こう約2週間、少雨の状態が続く見込み。
このまま少雨傾向が続いた場合、水道部では給水制限を検討する。