千葉ロッテマリーンズとオリックス・バファローズのオープン戦が、来年2月16日午後1時から石垣市総合運動公園野球場で開催されることが決まった。日本野球機構(NPB)が17日、正式に発表した。NPBによると1997年の宮古島に続き、プロ野球史上2番目の離島開催で、来シーズンのオープン戦の幕開けを告げる一戦となる。千葉ロッテの石垣島キャンプ7年目にして初めてオープン戦が実現する。
同球団は13日に、来シーズンのキャンプを来年2月1日から19日まで1、2軍合同で石垣島で行うことを発表している。
オープン戦が開催される2月16日はキャンプ最終の日曜日に当たり、多くの来場者が見込まれている。
千葉ロッテマリーンズ石垣島協力会会長の中山義隆市長は「オープン戦を見たいという市民の声があり、キャンプ7年目にして実現できてうれしい。子どもたちや野球好きな人には熱戦を見てもらいたい。観客が多いと選手も燃えるので、多くの市民に来場してもらいたい。宮古島から応援団が来て盛り上がることを期待する」と喜びのコメント。
公式ファンクラブ、1SHIGAKI26の大城文博代表は「キャンプ誘致当初から要望してきたオープン戦がやっと実現できる。テレビで見ていたプロの試合が石垣島で行われるのは夢のようだ。他球団との対戦で地元もロッテを応援しようと熱が入るはず。26として応援合戦ができるグッズや七回の風船など検討したい。大嶺兄弟にも地の利を生かして1軍に残ってほしい」と期待を寄せた。