登野城小学校(浦崎喬校長)の4年2組で8日、南ぬ島石垣空港マスコットキャラクター考案者でグラフィックデザイナーの唯木律子さん=登野城=が図画工作の授業を担当した。
地域人材活用の一環で、児童らのスキルアップを図ろうと行われた。
授業では、学校側と唯木さんが制作した学校案内リーフレットを見比べながら違いを確認し、デザインの基礎や目的を学んだ。
この後、児童らは台紙に印刷物の写真を切り貼りしたり、手書き文字を入れたりして、唯木さんのアドバイスを受けながら学校案内リーフレット作りをした。
石垣有那(ありな)さんは「写真を斜めに貼り付けたり、イラストを入れると伝わりやすくなった」、崎原ゆずさんは「デザインは自由に制作することが大切だと教えられた」と感想を述べた。
担任の東小浜尚(ひさし)教諭は「これまで地域人材活用は伝統の棒術や横笛などが多く、デザイナーによる授業は初めて。子どもたちにはいい体験になった」と話した。