台北石垣便の運航を延長し、10月26日から来年3月28日まで運航することにしている中華航空沖縄支店(鄧淑華支店長)の井上孝太営業部長は1日午後、石垣市役所で中山義隆市長を表敬訪問し、「来年の夏季ダイヤも運航させる方針」と述べ、来年4月以降の運航にも意欲を示すとともに、「国際線ターミナルビルの改修はぜひやってほしい」とハード面の充実を要望した。
同社は当初、10月から来年3月までの冬季ダイヤは運休することにしていたが、台湾からの旅行客の需要増と同社の日本路線強化策から運航を決定。
井上部長は「八重山の冬場はサイクリングやマラソンなどスポーツイベントに潜在的需要が高い」としている。
同社は運航時間帯も変更し、台北で欧米や東南アジア、オセアニア方面の便に乗り継ぎやすいように運航する計画で、台北発着だけでなく、石垣発着でも利用を促進したい考え。
中山義隆石垣市長は「台湾を経由して世界に行けるのも魅力。石垣から渡航できるように協力したい」と述べた。
冬季は毎週火・土曜日に1日1往復運航する。