来年2月6日の第22回全国ハーブサミット石垣市大会と、同日から1週間開かれる「ハーブフェスティバルin八重山」の事業内容が24日、市役所で開催された第2回ハーブフェスティバル実行委員会(会長・中山義隆石垣市長、17人)で決まった。「Nuchigusa命草」をテーマにハーブを使った商品開発、レシピ集やハーブを扱う飲食店マップの作成を進め、オープンガーデン、観光体験プログラムなど多彩なイベントを実施する。
フェスタは、約150種類以上あると言われる八重山のハーブを活用し、ハーブ産業の活性化を目的に開催する。実行委には3市町長らが加わっており、八重山圏域として推進する。
石垣市大会は、北海道から沖縄まで全国の自治体や企業などで構成する全国ハーブサミット連絡協議会の活動が中心で講演会、パネルディスカッション、交流会などを予定。開催場所は今後、調整する。
八重山独自の取り組みはハーブフェスタで展開される。市健康福祉センターで3日間、物販・体験コーナー、料理コンテストを行うほか、市内でハーブカクテルコンテスト、ハーブティーパーティーも行う。
週間行事としては、ハーブや薬草などがあふれる庭を公開するオープンガーデン、ハーブを活用した体験型観光プログラムが行われる。
テーマの「命草」について実行委は、八重山のハーブのブランド化を確立するため、ロゴを作成し商標登録を目指すことにしている。
委員からはハーブフェスタに合わせ、道路の植栽をハーブにできないかとの提案もあった。