大浜の昭和28年生の同窓会「友楽会」(小浜廉清代表)は、8月25日から28日にかけて還暦祝いの行事の一環として富士登山を行った。火口を一周するお鉢巡りも達成しながら旧交を温めた。
小雨が続く天気だったが、10人の参加のうち7人が五合目から登山を開始。互いに肩を貸し助け合い、励まし合いながら八合山小屋に到着し、晴れ間が広がる頂上では絶景にも恵まれた。
帰りの御殿場ルートでは、マラソンコースにもなっている「大砂走り」も体験。無事全員で下山した。
中には「日本一の富士山に登れて感激したが、今度は於茂登岳でいい」と笑う会員や、「これを機会に山登りに挑戦していきたい」と言う頼もしい会員もいた。
ヒザを痛めて登山を断念した前津有邦さんらは「登れなくて残念だが、次に期待したい。富士周辺の富士五湖や白糸の滝、鳴沢氷穴なども素晴らしかった」と登山者に近況を報告した。
今回は、初めての富士登山者が多く、無理な行程を組まずに挑んだため、御来光は八合目で迎えたが「次は頂上で」と決意を新たにしていた。