石垣市火葬場のシンボルとなっていた高さ16㍍の煙突がこのほど撤去された。老朽化に伴い、市環境課が新しい排煙装置を整備した後、解体した。排煙装置は鉄鋼製で屋上に設置されている。
コンクリート製だった煙突には至るところに亀裂が生じていたほか、地上2㍍付近でコンクリートが膨張して倒壊の恐れもあった。
環境課によると、7月21日から新しい排煙装置の使用を開始、同月23日から8月6日にかけ煙突を取り壊した。
現火葬場は建築から46年。市が市道を挟んだ隣接地で計画する新火葬場建設は2015年度の着工、16年度の完成を予定している。新火葬場は無煙、無臭となる。