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「国際化進みうれしい」 JICA研修員と交流

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ニュージーランドマオリのダンス「ハカ」をともに踊り、交流を深めたJICAの研修員と大川青年会のメンバーら=6日夜、大川公民館

 発展途上国に公共インフラの整備技術などを導入するため独立行政法人国際協力機構(JICA)が県と市町村に委託している2014年度「太平洋島嶼における水資源保全管理・水道事業運営」で来島している研修員11人が6日夜、大川公民館で大川青年会(親泊怜弥会長)の会員と交流した。

 交流会では、同青年会が旧盆に向け、練習を重ねてきたアンガマを披露。研修員はラグビーのオールブラックスが試合前に踊る「ハカ(戦いの叫び)」と呼ばれるニュージーランド・マオリのダンスを踊った。

 アンガマの最後のモーヤーには研修員も参加。また、「ハカ」には青年会員が飛び入りするなど盛り上がりをみせた。

 研修員のマウ・テビタさん(フィジー)は「地域の方と貴重な時間を共有できたことをうれしく思う。伝統芸能をみせてもらい、楽しいひとときを過ごせた。みなさんがわれわれの国に来たときは、逆に私たちの芸能でもてなしたい」と述べた。

 シメット・ジャケッタ・ティテレさん(パプアニューギニア)は「来県してはじめて伝統芸能をみた。私たちの文化と違い、踊りもとてもすてきだった」と感想を話した。

 同青年会の黒島孫孝副会長は「大川の国際化が進んだことがうれしい。子どもたちの将来にも貴重な体験だったと思う」と語った。


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