石垣市観光交流協会(宮平康弘会長)の創立50周年を記念した「さがり花100人植樹」が17日午前、平久保橋北側にあるサガリバナ群落(米盛三千弘さん所有の畑)で行われ、参加した家族連れなどがサガリバナの苗を植えた。
100人植樹は、自然景観を保護するとともに、観光スポットとして平久保をクローズアップさせることで、北部地区へ足を伸ばす観光客の増加や星空と並ぶ新たな観光資源としてのサガリバナをPRするのが目的。
宮平会長は「平久保の森を素晴らしいサガリバナの森として、世界に誇れるようにするためにも、皆さんの協力で北部地域の自然環境を守っていきたい」とあいさつした。
記念撮影の後、参加者は自分の名札の付いたサガリバナの苗をスコップで植え付けた。
家族で参加した大浜朋笑さん(登野城小5年)は「早く大きくなってきれいな花を咲かせてほしい」、平久保出身の母親と参加した新本妃代莉さん(石垣第二中1年)は「花が咲くまで成長が待ち遠しい」とそれぞれ話した。