琉球國祭り太鼓の支部がある全世界の46カ所をインターネット電話サービスの「スカイプ」で結び、同時刻に一斉に演舞を行う「エイサーページェント2014」が3日午後行われ、八重山では琉球國祭り太鼓八重山支部(山岸玲子支部長)の会員7人と市民37人の計44人が八重山厚生園で参加した。勇壮な演舞を満喫した。
エイサーを通じて世界各地の人々と一つになろうと毎年開いており、ことしで6回目。「ミルクムナリ」「フシヌユアキ」「七月節」の3曲を46カ所で同時に披露、八重山厚生園でも演目ごとに来場者から盛んな拍手が起きた。
八重山高校カラーガード部(長渡英恵部長、部員24人)は2012年に続いて2回目の友情出演を行い、一糸乱れぬ動きで演目「宴(うたげ)」を繰り広げ、花を添えた。
山岸支部長は「暑い中、参加して下さった皆さんや世界中の方々が笑顔で踊ることができて本当に良かった」と感想。長渡部長は「太鼓とカラーガードの共演はあまりない。機会を与えてもらって感謝している。また参加したい」と笑顔で語った。