きょう29日は「土用丑(うし)の日」。栄養価の高いうなぎを食べて夏バテを防ごうという日本の食習慣で、石垣市内のうなぎ専門店では、1年で一番の書き入れ時を前に仕込みに追われている。
新川の舟蔵の里にあるうなぎ専門店「只喜」(元村良代表)では、宮崎産と鹿児島産うなぎの一番おいしい25~30㌢サイズを通常の8倍仕入れ、「土用丑の日」に備えている。
定番のうな丼は昨年並みの1400~3700円(税抜き)。今年はうなぎの稚魚(シラスウナギ)が豊漁で、秋以降は値下げが期待できるという。
元村代表は「食材の産地にこだわっている。食の安全を守り、お客においしいうなぎを提供したい」と話した。