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八重山から3氏表彰 県さとうきび競作会

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県さとうきび競作会で表彰された本若武浤さん、上地永俊さん、内原和彦さん(前列右から)=4月24日午後、沖縄産業支援センター大ホール(八重山農林水産振興センター農業改良普及課提供)

 第49回沖縄県さとうきび競作会表彰式(県糖業振興協会主催)が4月24日、那覇市の沖縄産業支援センターで行われた。八重山からは、農家の部で県内2位となる農林水産省農産局長賞に本若武浤さん(石垣市)、多量生産の部で県農林水産部長賞に内原和彦さん(同)、特別優良事例の部で県糖業振興協会理事長賞に上地永俊さん(同)が選ばれた。

 本若さんは、設備関係の仕事を退職後、68歳からサトウキビの栽培をスタート。現在は、専業農家として地区の原料委員やさとうきび生産組合の役員を務めるなど地域のリーダーとして活躍。前期の生産状況は、3・83㌶の作付面積で326㌧を収穫。10㌃当たり収量8・512㌧の実績を上げた。今期の審査結果は、10㌃当たりの甘蔗糖重量2・309㌧、蔗茎重量は16・976㌧、甘蔗糖度は13・6度だった。

 内原さんは、約11㌶で栽培する大規模農家。前期は5・06㌶の作付面積で360㌧余りを生産。平均甘蔗糖度は13・30度、10㌃当たり収量は7・128㌧だった。今期は収穫面積8・55㌶で704㌧の生産を見込んでいる。

 上地さんは、サトウキビ栽培に携わり29年。長年にわたるサトウキビ生産活動と糖業振興に尽力した功績などが認められた。

 屋良利次調査委員長は、講評で県2位となった本若さんについて「心土破砕、耕起、植え付け前の緑肥栽培、たい肥投入など土づくりを意識した栽培と特性を熟知した品種選定が高単収につながった」と評価した。


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