平得公民館(崎原喬館長)は20日、同公民館と大阿母御嶽隣接地で稲わらをより合わせて小綱を作る「綱かき」を行った。同公民館の豊年祭は25日のオンプールに続き、26日のムラプールでは大綱引きが予定されており、この日、より合わせた小綱を大綱に束ねる「綱カラギ」はムラプール当日の午前中に行われる。
この日の綱カキではアンヌムラ(東村)とインヌムラ(西村)で5本ずつの綱を準備。
参加した地域住民らは汗だくになりながら、「ヨイショ、ヨイショ」のかけ声に息を合わせて綱を編み上げ、約80㍍の綱を作り上げた。
崎原館長は「大変な作業だが、これがないと豊年祭の雰囲気が盛り上がらない。豊年祭への参加者はどんどん多くなってきており、地域住民をはじめ、老人会員や女性部の協力に助けられている」と話した。