還暦の合同祝賀会の2次会で誰言うとなく「おい次の古希まで大丈夫か、中間の66歳あたりで、機会を設けないとお互い再びまみえることは難しいのではないか」「いいね、でも66の集いでは、ぴんとこないね。通りのいい呼称はないか」▼ということで、決まったのが大浜中学校卒業50周年記念15期生大同窓会。これなら呼びかけやすい。早速、事務局を立ち上げ有志が招集された▼「卒業50周年は島では初の企画、一番乗りでいきたいね」ということで実行委員会を結成したものの、しばらく鳴りをひそめ、始動したのが65歳を迎えた昨年の9月▼暮れには冷や汗も。というのも、大中の14期生が某所で66歳の集いを催しているとの情報が入り、さては冠も中学校卒業50周年ではと偵察に出向かせた。看板を見て胸をなでおろした。古希のなかゆくい(途中休息)だった▼でも安心はできない。そこで実行委員会は2014年11月の大同窓会までの1年余の間に五月雨式の広報を試みることに決めた▼第1弾が開催日を記した歳末のグラウンドゴルフ大会案内状、年明けの年賀状、先日は同窓会の概要を書き添えた暑中見舞いを出した。9月に出す申込書には、島の情報満載の八重山なびなども同封する。初催しだけにどれだけの顔ぶれになるのか期待、不安相半ば。(仲間清隆)
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