29日から31日までの3日間、茨城県の神栖市文化センターで開かれる第38回全国高等学校総合文化祭「いばらき総文2014」に出場する八重山高校郷土芸能部(名嘉夏海部長、部員37人)の壮行公演が12日午後、石垣市民会館大ホールで開かれ、全国大会の演目を披露した。
同部の全国大会出場は2年連続19回目。「心からの笑顔」を合言葉に東京国立劇場公演出場に向け、日々けいこに励んでいる。
公演は2回行われ、全国大会の演目「今日が日ば 黄金日ば」では、部員らが手作りした旗頭を中央に、黒島保里地区に伝わる「タイラク」「豊年巻き踊り」「笠踊り」「コームッサ」を一糸乱れぬ動きで披露し、会場から盛んな拍手が送られた。
同校教職員や吹奏楽部、合唱部、書道部、空手部、カラーガード部、八重山商工高校郷土芸能部、八重山農林高校郷土芸能部、卒業生の元部員なども出演し、舞台に花を添えた。
同校の本成浩校長は公演の冒頭、「高校生らしいはつらつとした演技を最後までご覧いただき、本番に向け、激励の声かけをお願いします」と述べた。