大浜公民館のムラプールが13日に行われるのを前に、全長約100㍍の大綱を作る「ツナマカシ」の作業が12日、崎原道路で行われ、大勢の住民が参加した。
作業は、上(うい)村と下(すむ)村に分かれて行われ、それぞれ、各分会が作ってきた小綱を束ねて大綱に仕上げていった。50歳以下の成人が参加、強い日差しが照りつけるなか、汗だくになって大綱を作り上げた。
この日の作業には熊本大学の大学生26人も参加し、上村の責任者を務める新城正巳さん(44)は「例年より作業は早く進んでいる。熊本大学の学生たちの協力もあって、人海戦術でうまくいった」と話した。
大浜の豊年祭は12日にオンプールが行われ、13日のムラプールでは大綱を合わせて上村と下村で引き合う。