2014年夏の交通安全県民運動が9日、県内一斉に始まった。石垣市交通安全推進協議会(会長・中山義隆市長)は同日午後、市民会館ピロティで出発式を行い、各団体から参加した関係者ら約100人が街頭パレードで市民に交通ルールの順守と事故防止を訴えた。
同運動は「みんなで守ろう!交通ルールとみんなの未来」をスローガンに▽二輪車の交通事故防止とマナーアップの推進▽子どもと高齢者の交通事故防止と歩行者事故の防止▽飲酒運転の根絶を運動の重点に掲げ、18日まで展開される。
出発式で中山市長は「本格的な夏場を迎え交通量も増加し、子どもたちの屋外活動も活発化する。思いやりのある運転で事故防止に努めてほしい。また観光入域客も好調で、地理に不慣れな観光客によるレンタカー事故も予想される。互いに注意してほしい」とあいさつ。
八重山署の仲村智成署長も「交通事故の被害者を1人でも減らすよう、街頭取り締まりを強化していく。飲酒運転根絶対抗甲子園も展開しているので、協力をお願いしたい」と呼びかけた。