八重山高校女子ソフトテニスの小林千華(3年)・髙嶺彩羽(1年)ペアが、10月13日に長崎県で開幕する第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体2014」へ出場することが決まった。5日、県総合運動公園庭球場で行われた国体最終選考会(県ソフトテニス連盟主催)で3位となり、出場権を獲得した。小林は「勝ち負けにこだわらず、試合を楽しんだ結果」と選考会を振り返り、「インターハイを目標にやってきた。国体まで勝ち取れて、正直うれしい」と素直に喜んだ。
4月から髙嶺とペアを組み「試合をこなすごとに、コンビネーションのレベルが上がっている。県総体以降、上り調子」と好調な様子。国体では「1勝を目標に頑張る」と意気込みを語った。
髙嶺は「3年生の千華先輩にとっては高校最後の年。そこでインターハイ、国体を決めることができ、誇りに思う」と喜び、「厳しい試合ばかりだったが、ペアを信じてやってきたことが結果につながった」と選考会を振り返った。
安定した成績をあげる難しさを知った髙嶺は「調整することがうまくなった」と成長した点を語り、国体では「大きな県代表という看板を背負って戦う。緊張すると思うが、先輩と協力して沖縄の1勝に貢献したい」と闘志を燃やした。
3次まで行われた選考は、1次で昨年の新人大会、4月のハイスクールジャパンカップ、6月の県高校総体の成績をポイント換算して上位8ペアを選出。2次で総当たり戦、最終選考は2次の上位6ペアによる総当たり戦で、代表3組が決まった。