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Channel: 八重山毎日新聞社
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大自然の中でSUP満喫

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35人の選手が日ごろの練習の成果を競ったSUPフェスティバルのロングディスタンスコース=7日午前、トゥドゥマリ浜

 【西表】大きめのサーフボードの上に立ち、オールを使ってこぐスタンドアップパドルサーフィン(通称・SUP)の西表SUPフェスティバル2013(主催・ISFプロジェクトチーム)が7日、西表島トゥドゥマリの浜で始まった。初開催の同大会には総勢96人が出場。海外の大会で活躍するプロ選手も参加し、12月でも温暖な八重山地方の気候の中、西表島の大自然を満喫した。8日は鳩間島(またはバラス島)から西表島に渡るダウンウインドSUPなどが行われる。

 同フェスは大自然が残る西表島でSUPのレース、体験会などを行い、西表島とSUPの魅力を国内外に発信することが目的。SUPは年々競技人口が増えており、マングローブに囲まれた海域で大会が行われるのは全国的にも珍しいという。

 7日のレースは天候に恵まれる中、トゥドゥマリの浜を発着点に浦内橋を往復する6㌔のロングディスタンスコースや3㌔のチャレンジコース、リレー部門が行われた。

 レースには郡内外からロングに35人、チャレンジに19人、リレーに14組(42人)が出場。日ごろの練習の成果を競ったほか、無料体験会なども行われ、大勢の来場者がフェスを楽しんだ。

 千葉県から参加した大会最高齢の谷津正二さん(66)は「石垣島には数回来ている。マングローブでSUPに乗ったことはあるが、大会には初めてで最高でした」と喜び、石垣市内から参加した小川静江さん(33)は「SUPに乗ったのは3回目で完走を目標にしていた。ターンで転んでしまったが、完走できて良かった」と話した。

 海外の大会にも出場している安智絵さん(46)=神奈川=は「初めて沖縄に来たが、冬場でも暖かくて移住したくなる。時差があるハワイより手軽に来ることができるので、練習や合宿に来ることができたらいいと思う。明日(8日)のダウンウインドSUPも楽しみ」と温暖な八重山地方の気候に驚いた様子だった。

 結果は次の通り。

 ▽ロングディスタンス総合=①高畑将之(41分06秒)②北島健多(41分32秒)③武田一真(44分05秒)▽同女子=①白井弥(51分58秒)②吉田真弓(53分09秒)③柴田美沙枝(56分32秒)▽チャレンジ総合=①渡辺健太(24分15秒)②安桂二郎(24分18秒)③小山豊(24分28秒)▽リレー=①チームプカプカ②チーム黒潮③トモ&かわいい女の子たち

 

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