5日にイギリスで開幕する「第101回ツール・ド・フランス2014」に出場する新城幸也=石垣市出身=の父・貞美さん(59)と新城幸也八重山後援会の平田勝男会長が4日午前、市役所を訪れ、中山義隆市長に出場を報告。「市を挙げて世界最高峰の大会に挑む幸也選手を応援してほしい」と要望した。
中山市長は「チームの中心選手に成長していることを頼もしく思う。完走、ステージ優勝を目指して頑張ってほしい。市挙げて応援できる態勢を取りたい」とエールを送った。
新城の同大会出場は5度目。大会は5日にイギリスヨークシャー地方のリーズをスタートし、27日にパリのシャンゼリゼでゴールを迎える。
貞美さんによると、ジロ・デ・イタリアは総監督にけがをしないように言われていたそうだが、「3度の落車に巻き込まれた。恐れていたけがはその後のステージレースでアタックを繰り返すなど、心配なさそう。調子も上々のようだ」と話した。
ツールに向けて「チームを支える仕事があるが、好機でゴーサインがあれば勝てる見込みはある」とステージ優勝の可能性を語った。