飲酒運転根絶に向けた取り組みを競う「飲酒運転根絶企業・飲食店対抗甲子園八重山地方大会」(石垣市交通安全推進協議会など主催)の普及に向け、沖縄県飲食業生活衛生同業組合八重山支部は1日夜、石垣市美崎町の居酒屋などに飲酒運転防止ポスターを配布して協力を呼びかけた。
同支部の赤山丈人支部長は「県内でも八重山の飲酒運転は特に多い。酒類を提供する立場のわれわれが、ポスターを作成して『お客さまに絶対、飲酒運転はさせない』との強い気持ちで臨みたい」と意気込みを述べた。
同協議会会長の中山義隆石垣市長は「酒は生活に潤いを与えるものだが、度が過ぎて飲酒運転や二日酔い運転が発生している。撲滅に向けて力を尽くす」とあいさつ。
八重山警察署の仲村智成署長は「飲食業組合のような大きな団体で機運を高めることが、根絶につながる。それぞれの持ち場で競い合ってほしい」と述べた。
その後、根絶に向けて頑張ろう三唱した後、飲食店にポスターを配り、協力を求めた。