【西表】祖納婦人会(古見公子会長)による「父の日感謝パーティー」が15日、祖納公民館でにぎやかに開催された。会員らが腕によりをかけて作ったごちそうや多彩な舞台余興で地域のお父さんたちを喜ばせた。
浴衣などで着飾った会員らが一夜限りの居酒屋をオープンさせてお父さんたちを歓待するユニークな企画となり、石垣市大川から招いた玉代勢光子さん、後盛和子さん、仲間多鶴子さん、石川美智子さんで組織する「パナパナ会」が舞台を盛り上げた。
パナパナ会は、八重山民謡や演歌、ナツメロなど多彩な楽曲に乗せた軽快な踊りを次々と披露し、最後に発表した「北国の春」では、夫婦が手を取り合って踊るなど夫婦円満にも一役買っていた。
子どもたちは、日ごろ、一生懸命働くお父さんへの気持ちを手紙にしたため、それぞれ舞台で発表。中には「お父さんの料理は、お母さんよりおいしいので、また作ってください」という子どももおり、会場は大きな笑いに包まれた。
手紙を手渡されたお父さんたちは「胸がいっぱいです」と喜んでいた。