千葉ロッテマリーンズの大嶺祐太が17日午後6時、横浜スタジアムで行われる横浜DeNA戦に先発する。大嶺にとって昨年7月7日の西武戦以来、約11カ月ぶりの1軍マウンドとなる。エース成瀬や唐川が勝ち星に恵まれないなか、今季初先発の結果次第では「ローテーション入りの可能性もある」と期待も膨らむ。 ロッテはリーグ3位。現在行われているセ・パ交流戦でも勝ち星を伸ばせず9勝9敗。
苦しいチーム事情のなかで、大嶺に1軍初先発のチャンスがめぐってきたことについて、1SHIGAKI26の大城文博会長は「いいタイミング。交流戦も後半戦に入り、大嶺を入れて巻き返しを図りたいのではないか」と分析。「2軍では兄弟そろって活躍している。結果次第ではローテーション入りの可能性もあるはず。後半戦の起爆剤にする意味でも、何とか勝利を挙げてほしい」と期待した。
横浜の先発は以前、ロッテに所属していた久保康友。元先輩との投げ合いに、大城会長は「いい刺激になるのではないか」。
大嶺は今季2軍で11試合に先発し、5勝1敗。防御率は4.98。