ラグビーのトップリーグに所属する宗像サニックスブルーウェーブ(本拠地・福岡県宗像市)が22日から26日まで石垣島で強化合宿を行う。トップリーグ所属チームの石垣島合宿は初めて。石垣市はキャンプ初日の22日午後4時から市中央運動公園陸上競技場でセレモニーを行う。
選手、スタッフ計50人が来島。サッカーパークあかんまと石垣市中央運動公園陸上競技場でトレーニングを行う。
同チームには県出身選手4人が所属。このうち、3人は名護高出身の兄弟で、長男でナンバーエイトの濱里祐介副将、次男でバックスの濱里周作選手(同)、三男でハーフバックスの濱里耕平選手。ハーフバックスには石川高出身の屋宜ベンジャミンレイ選手もいる。
強化合宿は、チーム側が1月14日に市側に打診し、チーム関係者が来島して練習場所の視察後、トップリーグへの昇格が決まった最終戦終了後の3月下旬に正式決定した。
藤井雄一郎監督は「高温多湿の石垣島トレーニングでシーズン序盤の戦いを有利に進めたい。石垣市のチームと思って応援してほしい」、濱里副将は「恵まれた環境でトレーニングし、一人でも多くの島の方にラグビーに関心を持ってもらいたい」とそれぞれコメントを寄せた。
【宗像サニックス】
2013年2月にトップリーグ入替戦で豊田自動織機シャトルズに敗れ、トップキュウシュウリーグに降格。今年1月のトップチャレンジ1を全勝し、2014-15シーズンのトップリーグに再昇格した。2014-15トップリーグファーストステージは8月21日に開幕。宗像は23日に秩父宮ラグビー場でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと対戦する。