第40回八重山古典民謡コンクール(八重山毎日新聞社主催)の公開審査が13日、石垣市民会館中ホールで始まる。今年は最優秀賞57人、優秀賞67人、新人賞55人、奨励普及賞13人の計192人が審査に挑む。合格発表は15日の審査終了後に行う。
コンクールは八重山古典民謡の伝承普及を図るとともに卓越した新進歌い手の発掘、後進の育成の場とし、八重山の音楽文化の発展向上に寄与することが目的。
審査は13日は最優秀賞(1~45番)、14日は最優秀賞(46~57番)と優秀賞(1~67番)、15日は奨励普及賞(1~13番)と新人賞(1~55番)をそれぞれ行う。審査は午前9時30分から。
審査に先立ち、審査委員会が12日午後、本社会議室で開かれ、審査基準や調弦時間、方法などを確認した。
課題曲と審査委員は次の通り。
▽奨励普及賞=でんさ節(本調子)、月ぬかいしゃー節(二揚)▽新人賞=鷲ぬ鳥節(本調子)、夜雨節(二揚)▽優秀賞=月夜浜節(本調子)、小浜節(二揚)▽最優秀賞=越城節、たらくじ節(本調子)、仲筋ぬぬべーま節、月ぬまぷぃろーま節(二揚)
▽審査委員長=宮良長久▽副委員長=山城直吉、糸洌長章▽審査委員=慶田盛宏、米浜隆二、比屋根孝子、東嵩西美寛、前花雄二、大浜浩一、伊良皆貴士、西垣竹三、黒島章、大浜修、横目博二、長浜寛、内原加代子