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Channel: 八重山毎日新聞社
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「こっかあら号」出発 冊数、拠点増やし身近に

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職員や関係者に見守られて出発する移動図書館車両の「こっかあら号」=1日午前、石垣市立図書館

 新型コロナウイルスの影響で5月末から休止していた石垣市立図書館の移動図書館が車両を軽自動車から専用トラック「こっかあら号」に入れ替え、再開した。これまで2週間に1度、川平と明石だけだった巡回を毎週日曜日に6カ所に増やし、搭載する書籍も500冊から2500冊と大幅に増冊した。

 市立図書館では2011年から移動図書館を開始。月に2回、明石公民館と川平公民館へ軽ワゴン車で約500冊の図書を届けた。

 今回、新たに稼働する移動図書館車両は全長4.5㍍のトラックを改造したもので運転手と司書が乗り込み、一般書、児童書各1000冊、郷土紙や雑誌、CDなど500点を搭載する。車両側面には八重山在住のイラストレーター熊谷溢夫氏のアカショウビンなどが描かれている。

 車両内には通路が設けられエアコンも設置。荷台の両サイドは上と下へ開き、屋根と簡易的なテーブルが出現。多少の雨でも利用が可能となる。

 巡回経路は第1、第3日曜日が伊野田公民館(午前9時40分)、明石公民館(午前11時30分)、平久保公民館(午後2時)の東回り、第2、第4日曜日は下地公民館(午前10時)、川平公民館(午後1時)、崎枝公民館(午後3時)の西回り。

 車両には館内の蔵書を調べるパソコンが用意されるほか、その場で利用カードを作ることも可能。

 問い合わせは市立図書館(83―3862)まで。


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