東京五輪に出場する侍ジャパン野球日本代表メンバー24人が16日午前11時に発表され、埼玉西武ライオンズの平良海馬投手(21)=八重山商工高校出身=が初選出された。野球の五輪代表に県勢選手が選出されたのは初。
プロ4年目の平良は最速160㌔の力のある直球とキレのある変化球を武器に活躍。13日の中日戦で開幕32試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立するなど球界屈指のセットアッパーに成長した。金メダルを目指す日本代表でもリリーバーとして活躍が期待されている。
平良は1999年11月15日、石垣市新川生まれ。真喜良小ー石垣中ー八重山商工。中学時代から八重山ポニーズで硬式野球に打ち込む。2017年ドラフト4位で西武入団。2年目の19年に1軍デビューを果たし、20年は54試合で33ホールド、防御率1・87の活躍で県勢初の新人王に輝いている。