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石垣市で新たに10人 4人が家庭内

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八重山管内感染者年代別グラフ

 八重山保健所は26日、石垣市在住内10人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表し、感染経路の内訳の公表も開始した。10人のうち濃厚接触者は5人で、うち家庭内で4人、職場内で1人が感染したとみられる。この日の県発表分でも濃厚接触者の51%が家庭内感染。県によると、県全体の傾向として家庭内が感染拡大の場となっていることから対策を呼び掛けている。

 保健所によると、5月に入ってからの感染確認は212人。年代別でまとめたところ、20~40代の感染が突出する一方、20歳未満も計26人と増えている。県によると、10歳未満の感染は、保護者が家庭内にウイルスを持ち込んでいるケースが多いという。

 さらに、県がこの日発表した25日の検査結果によると、変異株N501Yの感染率は87・79%。19日から23日にかけて陽性が確認されていた131検体のうち115検体で変異株が検出され、急激な勢いで増加している。今回、八重山からの検体はなかったが、同様の傾向になっている可能性が高い。

 糸数公医療技監は「家庭内感染を食い止める必要がある。家庭内は近い距離で飛沫が飛ぶ」としてマスク着用やドアノブなど共用部分の消毒、室内換気などの感染予防対策を訴えた。

 保健所によると、新規感染者10人は10歳未満1人、20代2人、40代3人、60代3人、70代1人。男性7人、女性3人。県によると、職業確認済みの5人は会社員2人、観光業1人、自営業1人、無職1人となっている。

 八重山病院には重症2人、中等症18人、軽症10人の計30人、民間病院には軽症7人が入院。軽症者宿泊療養施設には15人が入所している。自宅療養中は2人、71人が入院調整中となっている。


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