岩手県出身の演歌歌手、千昌夫さんと新沼謙治さんが11日、岩手・石垣かけはし親善大使になった。市内ホテルで同日開かれた母の日スペシャルコンサートのステージで、中山義隆石垣市長から委嘱状を受け、「胸を張って活動したい」と意気込んだ。
同大使の委嘱は初めて。2人は、かけはし交流の知名度アップや促進を図り、市が実施するイベントに協力・助言していく。任期は2年。
千昌夫さんは「岩手が大冷害に見舞われた時や東日本大震災の時に支援していただき感謝している」と述べ、新沼謙治さんは「親善大使として胸を張って、石垣をPRしていきたい」と抱負を語った。
中山市長は「岩手と石垣は2500㌔離れているが、20年間交流を続けている。岩手出身の2人の活動で石垣と岩手のきずなを強めてほしい」と期待した。市と石垣・岩手かけはし交流協会(高木健会長)は、花束や記念品を贈った。