アジア初のプレミアム客船を展開しているドリームクルーズ社(本社・香港)のエクスプローラードリーム(船籍・バハマ、総㌧数7万5338㌧、全長268㍍)が30日午前、乗客2410人を乗せ、石垣島に初寄港した。
ドリームクルーズは、自社グループのスタークルーズから移籍した「スーパースターヴァーゴ」を改名してエ号を就航。船内外も改装してブランド化を図っている。
この日は台湾基隆と石垣を周遊するコースで、乗客は台湾人観光客が中心。乗客はバスやタクシーなどで市内の観光地を巡った。船は午後9時に出港した。
石垣港新港地区旅客船ターミナルに停泊後、石垣市による歓迎セレモニーが船内で開かれ、市観光交流協会の親盛一功副会長とミス八重山星の砂の金城純海さんがクリスティアーヌ・アルバーズ船長に記念品を贈った。
親盛副会長は「石垣のダイビングエリアは高い評価を受けており、島の自然や食、文化を楽しんでほしい」と歓迎。
アルバーズ船長は「乗客のほとんどがリピーター。他船の往来が少なく、寄港しやすい港だ」と評価した。