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明和大津波遭難者慰霊之塔を清掃 八重山ライオンズクラブ

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明和大津波遭難者慰霊之塔敷地の植栽マスに花の苗を植え付ける参加者ら==30日午前、宮良タフナー原

 八重山ライオンズクラブ(高木正敏会長)は30日、ボーイスカウト石垣第一団(我喜屋隆団委員長)とともに、4月24日の慰霊祭に向けて宮良タフナー原の明和大津波遭難慰者慰霊之塔の草刈りや清掃を行った。同クラブが植え付けた百合の花の手入れに加え、マリーゴールドやコスモスなど花の苗500鉢を新たに植え付けた。

 塔周辺の環境美化と青少年育成を目的に、同団の子どもたちに明和の大津波の歴史に触れてもらおうと毎年実施している。

 参加者らは植栽マスに生い茂る雑草を取り除き、育った百合が倒れないよう添え木した。

 ことしは百合の花付きが思わしくないため、マス内に他の草花の苗500鉢を捕植。うち100鉢はガーデンセンター石垣(當銘光成代表)から寄贈された。

 ライオンクラブは同団に活動助成資金として10万円も贈った。

 クラブ環境保全委員会の崎浜秀崇委員長は「青少年育成を長年行っている。明和の大津波のことも知ってもらえたら」と述べ、同団の西里昌高君(15)は「活動を通して明和の大津波のことを再認識できた。当時の遭難者の霊も安らかになってもらえると思う」と話した。


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