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Channel: 八重山毎日新聞社
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「この名前、何て読むのだろう?」表彰や受賞が多い…

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 「この名前、何て読むのだろう?」表彰や受賞が多いこの季節、紙面には多くの人名が載るが、難読な子どもの名前が多々目に付く▼人と違う珍しい名前を付けたがる親の気持ちは今に始まったことではないと思うし、わが子にありったけの知恵を絞って個性的な名を付けてあげるのは親の大事な務め▼普通に読めない、男女の区別が難しい名前に学校の教師たちも随分苦労しているという話や、医療現場などでも読みづらい名前でいろいろな問題が起きているという話も聞く▼最近はアニメ、ゲームのキャラクターからとった当て字など読み方の難しい名前を「キラキラネーム」と呼ぶようで、思いもよらない読み方に「へー」と感心してしまう▼安田生命調査の今年生まれた子どもの名前で最も多いのは、男児が悠真(ゆうま)、陽翔(はると)、蓮(れん)、女児は結菜(ゆいな)、葵(あおい)、結衣(ゆい)で、スケールの大きさや明るさ、人との絆を大切にしたいという思いが込められているのではと分析されている▼名前は親から贈られる最初のプレゼント。「親の自由だ」と言えばそれまでだが、親のエゴだけで付けてほしくないし、子どもの将来のことを考えると心配になるのは考え過ぎだろうか? 私自身も素直に読めない名前であまり大きなことはいえないが…。(辻本順子)


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