太陽光発電を導入してまもなく1年。2月は長雨、曇天続きで発電量が少なく、あせってしまった▼というのも設置会社が試算してくれた設備費回収の見通しでは、2月もほどよい数字で、大船に乗ったつもりでいたが天気任せとはいえ、こうも実際と差が出たのでは5、6月の梅雨どきも外れるのではないかと余計な心配に駆られた▼営業担当者に「こんなに落ち込むとは露思わなかった」と電話したら「ご心配なく、通年では、試算通りにいきますから」と元気な返事▼続けて「設置費用は、確かに私たちがいただきましたが、お客さん、物は考えようです。例えばです。多額の現金を相続なさったとして、それを金融機関にただ10年、20年預けておいても利は知れています。そこで、今回の設備投資は、すべてのリスクを含めて、10年、20年と月々確実に発電し売り上げ(金利?)を産み出す永久不滅の太陽(銀行)に預かってもらっていると割り切ってしまうことです」▼例えも面白く、太陽が永遠なのは子どもでも分かるけど、ソーラーパネルの点検保証を約束している貴君の会社は10年、20年後も大丈夫なの▼それと、もう一つ気がかりな点は、パネルの長寿命だけ強調されて、その他の部材の耐久性やパネル廃棄時の費用を聞いていないことだけど。
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