南ぬ島石垣空港の利用客が18日午前、100万人を突破し、石垣市によるセレモニーが同空港内で行われた。
突破を記念し、ANAの関西|石垣便の搭乗者の中で、神戸市から旅行で訪れた銭神英吏さん(74)と妻の幸子さん(67)娘夫婦の山崎尚さん(38)と妻の美希さん(37)息子の隼輝くん(4)に石垣市と石垣空港ターミナル(株)、航空会社4社から記念品が手渡された。同空港は2013年3月7日の開港から407日で100万人を達成した。
同空港は開港以来、格安航空会社の新規参入や本土路線への中型機の導入などで県外からの観光客需要を拡大。昨年8月の1カ月間で10万人を超える観光客が訪れている。
午前11時30分、関西国際空港からANAの直行便の到着で100万人達成となり、同便には131人が搭乗。 到着口に銭神さんと山崎さん家族が姿を現すと、市役所や航空会社の関係者が拍手で出迎えた。
セレモニーであいさつした中山義隆市長は「記念すべき100万人突破は多くの観光客と航空会社に感謝。ご家族の皆さんには今回の旅行が素晴らしい旅になり、また訪れてほしい」と歓迎、記念品の石垣牛を手渡した。
石垣島へは2回目という山崎尚さんは「正直ビックリしているがラッキーだと思う。妻が2人目を妊娠しているので生まれる前に、青い空と海の石垣島に行こうと思った。以前の空港と比べて明るくなり、きれいになった。(石垣島は)直行便が就航して気軽に行けるようになった」と喜んだ。
市では、100万人突破の対象となった到着便の利用客に「南ぬ島石垣空港開港記念ピンバッジ」を配布した。