2014年度石垣市行政連絡員事務説明会が18日午後、市役所第1・2会議室で開かれ、各課の担当職員が連絡員に本年度の市の委託業務について説明した。
市は本年度から名称を地区プロパーから行政連絡員に変更。市内36地区に新規11人を含む47人を配置し、行政と市民の橋渡し役として市が発行する広報誌や通知書、刊行物などの配布を担う。
中山義隆市長はあいさつで「行政連絡員は市政と市民を結ぶ役目となる。地域の実情を把握し、災害で犠牲者を出さないように情報提供を行ってほしい」と激励。當真政光総務部長は「本年度から名称を行政連絡員と改め、新たなスタートを切った。地域住民と行政のパイプ役として活躍してほしい」と期待した。
説明会では、各課の担当職員が月例業務や行政連絡員の業務内容について説明。本年度は、防災マップや市民防災訓練に関するチラシの配布、日本赤十字沖縄県支部石垣地区の社資募集活動に関する周知なども行う。
初めて行政連絡員になった寄合京子さん(61)は「市民の皆さんが幸せになれるような活動を行いたい」と意気込んだ。
新しい石垣市行政連絡員は次の皆さん。任期は1年。
▽石垣=寄合京子▽新川=宮良英勝、池村徳平▽名蔵、元名蔵=比嘉英喜▽白保=米盛勝三▽伊野田、大野=山城由久▽伊原間=多宇司▽兼城、栄、下地、多良間=兼元光誠▽美崎町=仲間重昭▽新川、真喜良第2、3団地=黒島秀次▽真栄里=仲野明男