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Channel: 八重山毎日新聞社
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県が新病院整備計画素案

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 新八重山病院の移転新築で、県病院事業局は17日、石垣市健康福祉センターで地元関係者に整備基本計画の素案を提示し、意見交換を行った。意見交換は非公開で行い、出席した3市町長によると、口腔(こうくう)外科の新設や感染症の病床確保が盛り込まれているという。急患搬送用のヘリポートや入院患者に付き添う家族の宿泊所の整備、夜間診療所の設置場所については県、市町など関係者で継続して協議することを確認した。

 事業局によると、基本計画には病床数、診療科目、施設規模などが盛り込まれるが、県側は「現段階では変更がありうる」として素案の内容を明らかにしなかった。24日の住民説明会で概要を公表し、今月中にパブリックコメント(住民意見の募集)を実施する予定だ。

 3市町長とも素案の内容について「評価できる」としている。

 また、川満栄長竹富町長と外間守吉与那国町長はともに、院内での宿泊施設整備や、新病院により近い場所へのヘリポート整備を求めた。

 中山義隆市長によると、夜間診療所のあり方については院内、隣接、別の場所など複数の案があるが、結論は出ておらず、「関係機関で議論を深めていくことになった」と説明した。

 旧石垣空港跡地で建設予定の新病院は2015年3月末までに実施設計を終え、15年度から着工、17年度内の開院を予定している。

 意見交換会には医師会、歯科医師会、薬剤師会、石垣市、八重山広域市町村圏事務組合、県立八重山病院の担当者らも出席した。


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