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指定管理2議案 慎重に審査 経済民生委、建設土木委

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 石垣市家畜等処理センターと米原キャンプ場・米原ヤシ群落駐車場の指定管理者を決める議案2件が12月定例石垣市議会で継続審議となった。指定管理候補者選定や指導監督のあり方など市側の対応に疑問の声が相次いだため。それぞれ来年4月1日からの指定管理となっており、経済民生委員会(箕底用一委員長、7人)、建設土木委員会(我喜屋隆次委員長、7人)が慎重に審査を進め、来年の3月定例会で結論を出すことにしている。

 家畜処理センターの指定管理者となっている㈱八重山食肉センターをめぐっては、と畜に使用していた銃が銃刀法違反の疑いで八重山署に没収されていたことが12月定例会一般質問で判明したほか、予冷が不十分なために「むれ肉」が発生し、冷蔵庫への戻し忘れによる使用不可の枝肉が生じたことも分かった。

 センターの管理運営には生産農家や精肉加工業者、関係機関から苦情が寄せられているという。

 銃刀法違反に関して当局側は12月議会で「詳細な中身を聞いていない」とのみ答弁、「課題や指摘、苦情は真摯(しんし)に受け止めて話し合いを持ち対処したい」との方針を示していた。

 経済民生委は「センターの問題について当局側から詳細な説明がない限り審議はできない」として継続審議を全会一致で決定、25日の本会議でも認められた。

 箕底委員長は「相次ぐトラブルに対して当局側から説明がない。市に対してセンターから報告がないのは考えられない。市はセンターからしっかりと報告を受けた上で議案を上程すべきだ。市の詳細な説明を受けた上で審議していきたい」と話している。

 一方、米原キャンプの指定管理については、建設土木委で管理実態や組織体制などに疑問が出た。今後、市側に詳細な説明を求めていく考え。


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