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首長 職員の労ねぎらう

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中山義隆市長のあいさつを聞く部課長ら=28日夕、市役所会議室

 八重山3市町など官公庁は28日、2018年の業務を終了した。3市町は同日夕、それぞれ仕事納め式を行い、首長がことし1年を振り返るとともに職員の労をねぎらった。新年早々、石垣市では平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案が議会で審議される一方、沖縄防衛局は同年2月ごろの一部着工を目指すなど、配備計画をめぐる動きが慌ただしくなりそう。与那国町では新庁舎の建設、竹富町では西表大原への移転に向けた石垣支所の整備に向け、それぞれ動きだす。

 ■福祉向上へ決意新た 石垣市

 石垣市の仕事納め式は午後4時から会議室で行われ、中山義隆市長が「本年も日本一幸せあふれるまち石垣市の実現に向け、職員と全力で取り組んだ。新年もさらに職員の力を貸してもらい、さらなる市民福祉の向上に向けて共に頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 中山市長は▽世界平和の鐘設置30周年記念事業ピースベル・アイランド・イシガキ2018▽好調な観光▽クルーズ船専用岸壁の暫定供用▽国内初の星空保護区認定▽JA石垣牛肥育部会の日本農業賞特別賞受賞▽消防伊原間出張所の落成▽白保小学校の増改築▽福祉避難所兼ふれあい交流施設▽市税徴収率の上昇▽陸自配備計画への協力体制の表明▽スポーツ・文化面での児童生徒の活躍—に触れた。

 その上で「市民の福祉向上、市政発展に向け一丸となって取り組んだことに感謝したい」と労をねぎらい、「年末年始は飲酒の機会が多くなるが、それに絡む事件事故がないよう、市職員として市民の信頼に応えられる行動を」と呼び掛けた。

 

 ■年明けに海洋シンポ 竹富町

 竹富町は午後4時から町役場内で仕事納め式を行い、西大舛髙旬町長は「町制施行70周年という節目の年に立ち会えた。東京国立劇場の公演では、大成功を収めることができ、町民や職員に感謝申し上げる」とことしを振り返り、「来年は元号が代わり、(新しい)天皇陛下も即位される。まさに日本列島が変わる年。私の干支、イノシシのように猪突(ちょとつ)猛進で汗をかいて走っていく。どうか髙旬丸に乗り遅れないよう、全職員一丸となって町の課題に取り組める体制をつくってもらいたい」とあいさつした。

 役場移転計画については〝方向性が見えてくる年〟と位置づけ、見えてくる内容を「町民へ開いていく」とアピール。70周年記念事業の一つ海洋シンポジウムについては「年明け早々、インターネット回線で島々を結んで行う。島が離れているからこそできる事業。町民の皆さまに多くの参加をお願いしたい」と述べた。

 

 ■観光産業、新年に期待 与那国町

 【与那国】与那国町役場の仕事納め式は午後4時半から庁舎内で行われ、外間守吉町長は天皇、皇后両陛下ご旅行やカジキ釣り、与那国マラソンなどに触れ、職員の協力に感謝した。

 外間町長は「2017年の入域観光客数が4万人を突破したことを喜び、今後も観光産業を注視したい」と述べ、新年に期待した。

 また、離島の産業における環境が整いつつあるとし、製糖中の臨時雇用者の宿舎建設についても触れた。

 「年度内の事業の執行に万全を期し、新年に向けて頑張りましょう」と奮起を促した。

この後、各課の課長が1年を振り返りった。


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