【西表】「第1回ミニバスケットボール西表島交流大会」(上原ドリーム父母会主催)がこのほど、大原小学校体育館で初めて開催され、上原ドリーム(上原小)、大原小、西の子(西表小)、小浜小が参加した。波照間小は船の欠航で不参加だった。
試合を通してバスケの楽しさを知ることや技術向上、他校の同年代の児童生徒と絆を強めることなどが目的。
現在、離島のミニバスケ部は石垣島で行われる大会のチャンピオンクラスにはメンバー不足で参加できず、チャレンジクラスの混成リーグに出場することが多い。今後、離島校の合同チームでチャンピオンクラスへの参加を検討する流れもあり、今回の交流大会開催につながった。
上原ドリームの杉村尚大監督兼コーチは「大会への参加など、離島の子どもだからといって可能性を失うことがなく、やりたいことができるようにサポートしてあげたい」と話した。
試合は、男子2、女子3、低学年5の各チームで対戦。結果、男子は西の子DREAM(6年生チーム)、女子は小浜、低学年は大原・西表が優勝した。
子どもたちは交流を楽しみながら、試合の勝ち負けに一喜一憂し、上手な子のプレーに大いに刺激を受けた様子だった。
個人賞は次の通り。
▽大原=上條紘人、上原秋花、多宇虹南(こなん)▽小浜=齋藤波瑠、須貝幸京(ききょう)、須貝心幸(こゆき)、比嘉朔▽西表=曽根田新太、鈴木瑠偉、中坂眞彩、中坂千彩▽上原=上田脩太、國井丈慈(じょうじ)、池村美乃里