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全国エコデンで11位 八商工

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競技前に気合を入れる八重山商工高校機械工作部の部員ら=23日、大阪府吹田市の万博博覧会記念公園

 【大阪】23日に大阪府吹田市の日本万国博覧会記念公園お祭り広場で開かれた「2018年エコデンレース全国大会(全国自動車教育研究会主催)」に、八重山商工高校機械工作部(上地洋海部長)の部員10人が、沖縄県代表(4校)として参加し、82台中11位となった。10位以内はかなわなかったが、技術デザイン賞に輝いたほか、昨年の12位を上回った。

 同大会は、原動機付き二輪車(バイク)用バッテリーを電力源とする電気自動車を自作し、その走行距離を競うもの。競技時間は40分。1周327・6㍍のコースの周回数で走行距離を計算する。

 八商工は3年生6人、1年生4人が参加した。結果を受け、上地部長は「今の車体でのベストを尽くせたと思う。技術デザイン賞も頂き、うれしい」と胸を張り、今後の課題について「来年はモーターギアに変更し、ギア比の調節などに挑戦してほしい」と後輩たちに期待した。昨年度も全国大会に出場した大嶺優真君(3年)は「9位から11位は周数が同じだったのに、タイムで負けてしまった」と悔しさをにじませ、ドライバーの高良俊成君(3年)は「レース終盤で欲を出し、ボリュームを上げすぎてバッテリーの電圧が急激に落ちてしまったことが敗因。全国大会は素材の勉強にもなったので、来年に生かしてほしい」と振り返った。

 担当の徳永雅宏教諭は「厳しい条件下で本当によく頑張った。1年生の意識も高まり、次につながる大会だった」と話した。

 会場には、近畿八重山郷友会の玉城一正会長をはじめ、関西友愛津梁会の東里俊範会長ら多数の郷友会員が応援に駆けつけた。


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