灯台150周年にちなみ、海上保安庁が全国の小中学校の児童生徒を対象に「灯台のある風景」をテーマに絵画を募集した「灯台絵画コンテスト2018」で、美崎伊緒里君(黒島小3年)が、第11管区海上保安本部長賞を受賞した。
9日午後、石垣港湾合同庁舎で行われた表彰式で石垣海上保安部の花井宏泰部長から賞状が伝達された。県内から29点の応募があり、3点が同賞に選ばれた。
美崎君の作品は、画用紙を縦に使い、黒島灯台を中心に据え、島の自然を生き生きと描いている。
ことし4月に石垣島から黒島に引っ越したという美崎君は「メインは灯台だけど、黒島の牛やハート形の島の形などもアピールした。黒島に引っ越したからこそ描けた絵。賞をもらってうれしい。全国の人に黒島を知ってもらいたい」と、うれしそうに話した。
同庁は11月1日を灯台記念日と定めており、ことしは国内初の洋式灯台が設置されてから150年目。