県飲食業生活衛生同業組合八重山支部(浦﨑英樹支部長、122社)は7日、会員店舗を紹介する「八重山グルメガイドBOOK2018」を発刊したと発表した。県内9支部でも初の取り組み。飲食業61店舗が参加している。発行は1万8000部。会員店舗や一部コンビニエンスストアなどで無料配布する。発刊記念として航空券や宿泊券、食事券などが当たるスタンプラリーも実施する。
観光客向けにはフリーペーパーなどのPRツールがあるが、「八重山圏域内向けの紹介ツールが少ないように思う」として半年前から準備。「住民目線の内容を発行することにより、使いやすい冊子を目指して作成した」という。
ブックはA4サイズで31ページ。「お食事」「焼き肉・精肉」「仕出し弁当・その他」「居酒屋・バル」「スナック・カラオケ」に分類。料理の写真など店舗情報やPR文を掲載、地図もつけた。
スタンプラリーは来年6月30日まで。来店1回につき1個。20~50個以上集めると、食事券やアートホテル石垣島宿泊券、ANA(全日本空輸)旅行券などが当たる抽選に参加できる。発刊記念特典としてANAの那覇往復航空券(1人)と福岡往復航空券(1人)を用意、来年1月3日まで応募を受け付ける。
浦﨑支部長らが大浜信泉記念館で会見し、「ガイドブックはこれまで温めていたもの。特典も用意しているので、ぜひ活用してもらいたい。これを通して飲食業の発展につなげたい」と話し、県本部の赤山丈人副理事長も「ぜひ一家に一冊。家族で楽しみながら利用してもらいたい」とPRした。